MUKU-DATA  早通北の家~ラワン材に包まれた住宅~ 設計:トクモト建築設計室

間仕切り壁が必要になったとの事で一昨日、徳本さん設計のY様宅へ壁を作りに行ってきました。
床、壁、天井と全てラワン合板9mmの目地を通した突き付け仕上げで、
当時施工中に苦労していたT大工さんの事を思い出します。

新たに設置の間仕切り壁もラワン9mmです。
H=1820mmとして、全面に合板を張るのではなく下地の間柱を残して、本棚などに活用できるように・・
という設計です。
また壁が不要になったら簡単に取り外せるよう工夫しての施工です。

お施主様も部材の面取りに参加です。
できる事は自ら手を加える事で、その建物はグッと自分に近づくものですよね。

あーでもないこーでもないとくだらない事を言いながら、一日中大工さんの手伝い?(邪魔かぁ・・・)を
していましたが、
竣工から4年経過した、ラワン合板の表情や状態、松の巾接ぎの大きなテーブルなど
経年変化して深みが増して更にいい感じになっていました。

たいした手伝いもしていないのですが、この日は暑かったせいもあり、
帰ってビールを飲みながら放心していたら、
お施主様のYさんからメール
「子供たち、喜んでいます!」
この一言が堪らなく嬉しいんですよね。
大工さんにも伝えておきますね。

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